つばさんぽと男の普段着物生活

「着物を普段着に取り入れたいけど勇気が出ない」「どんなコーディネートしたらいいかわからない」「生活しにくそう」など、着物を普段着に取り入れる上での悩みについて、20代の若者が考えるブログです。

継続は力なり~続けるコツは「頑張らないこと」~

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ども、新卒ニートブロガーの「つばさんぽ。」です。

 

「仕事でも勉強でもブログでも、コツコツ地道に継続して成果が出るんだ!」ってよくいいますよね。でも、継続する方法なんて、誰も教えてくれない。そこで、ぼくがちょこっと書いときます。キーワードは「がんばったら負け」です。

 

〇目次

 継続のコツは頑張らないこと!

「今日は勉強頑張ったから、自分にご褒美あげよ!」って経験ありません?「今日はいっぱい歩いたから、頑張ったご褒美にケーキ食べよ!」とか。

 

実はこの発想って危険で、あなたの目標達成を妨げてる可能性があるんですよね。

 

人間って、「頑張ったあとは、サボりたくなっちゃう生き物」なんですよ。

 

モラル・ライセンシングといって、「良い行いをしたから、ちょっとぐらい悪いことをしてもいいかな」「良いことしたし、こんどは自分の好きにしていいよね」みたいに、「良い行いのあとは自分を甘やかしたくなる」生き物なんです、人間ってやつは。

 

つまり、頑張るという良い行いをすると、サボるという悪い行いをしたくなる

 

 きっと、多くの人は「頑張る」という行為を「良い行い」として認知してますよね。

親や先生に「よく頑張ったねー!えらいねー!」って言われた経験がある人も多いのでは?

 

 

継続なんて、一日だけ気合があっても続かないですから。頑張って継続していると、毎日サボりたくなる。そんな状態では、継続は難しい。

 

ので、そもそもサボりたくなくなるような方法が必要。その方法は後述しますね。

 

 

目標達成を邪魔するモラル・ライセンシングの罠

なぜ政治家は不正を働くのか?

 

 ここからはモラル・ライセンシングについて、もうちょい詳しく解説。

 

さっきも説明しましたけど、モラル・ライセンシングってのは、「良いことした後は、自分を甘やかしてもいいや」って思っちゃうこと。

 

 

実験では、

 

・性差別的な意見に強く反対した学生ほど、典型的な男性中心の業界の上級職には、男性が適していると判断した(典型的な男性中心の業界ってのは、建設や金融業界のこと)

 

みたいなのがありまして、

 

 

性差別的な意見に反対した後は、逆に性差別的な振る舞いをしやすくなったんですね。

 

 

性差別的な意見に反対している人なら、男女関係なく仕事に適しているかどうかを判断するはずなのに。

 

これがモラル・ライセンシングです。

 

 

ほかの実験だと、

 

以前、自分が気前よく寄付したことを思い出した人は、思い出さなかった人に比べて、寄付金が6倍も少なかった

 

 とか。

 

以前、気前よく寄付したという良い行いを思い出しただけで、寄付する金額を少なくするという悪い行いをしたくなる。

 

 

 政治資金の不正使用や天下りの問題なんかも、モラル・ライセンシングで説明できるかもしれないですね。

 

「私は、お国のために文句も言わず頑張ってきたのだ。ならば少しぐらい悪いことしてもいいじゃないか、私はがんばってきたのだから。はっはっは。」

 

って思ってるかも。

 

国のプラスになる仕事をしているはずなのに、逆に国のマイナスになる行動をとってしまうと。

 

 

目標を達成しようと思うだけで自分を甘やかしたくなる

これまでのモラル・ライセンシングの話は、「良いことをしたから、自分を甘やかしてもいいかな」 っていうことでしたが、実はモラル・ライセンシングはもっと恐ろしいもの。

 

なんと、良いことをしようと思うだけで、モラル・ライセンシングに陥り、自分を甘やかすような行動を取りやすくなるんです!

 

実際に良い行動をしなくても、良いことをしようと思うだけで、自分を甘やかしたくなるんですよ!

 

 

ある研究では、被験者に、

 

・子どもに勉強を教える

 

・環境改善活動に参加する

 

の、どちらのボランティアをやってみたいか、たずねたんですね。

 

すると、

 

・実際にボランティアに参加したわけではないにも関わらず、なぜか自分へごほうびを買いたくなった

 

 

他の研究では、

 

・寄付しようと考えただけで、自分にご褒美を買いたくなった

 

つまり、良い行いをしようと考えただけで、自分に甘くなったということ。

 

 

ってことは、目標を達成することを「良いこと」だと考えているなら、目標に関することを考えただけで、自分を甘やかしてしまう可能性があるということ。

 

「試験勉強の計画を立ててる俺エライ!」➡「よし!今日は頑張ったから明日からやろう!」

 

「ダイエットしようと思ってる私エライ!」➡「今日ぐらい揚げ物食べてもいっかな」

 

こんな感じに。

 

心当たりないですかね?ぼくはもちろんあります。

 

 

目標を達成するためのモラル・ライセンシング対策

「モラル・ライセンシングやばい!」ってのは、伝わったかと思います。

 

ので、ここからは、「モラル・ライセンシング対策」について。 上述したように、この対策を取ることで、「サボりたい」と思いにくくなります。

 

何をしたかではなく、なぜしているのかを考える

対策は、非常にシンプルな方法です。

 

 

「何をしたかではなく、なぜしたのかを考える」

 

 

これだけ。

 

 

香港科技大学シカゴ大学の研究では、

 

・誘惑に負けなかった時のことを思い出すと、モラル・ライセンシングに陥り、その後70%の学生が自分を甘やかす行動をとった

 

なぜ誘惑に負けなかったのかと理由を聞くと、69%の学生は誘惑に負けなかった 

 

 

「なぜ」と理由を考えるだけで、自分を甘やかしにくくなるんだ、と。

 

 

このような現象が起こる理由は、自分を甘やかすことへの捉え方が変わるから。

 

「なぜ」と考えることで、甘やかしが「ご褒美」ではなく、「脅威」に感じるようになるんです。

 

 

例えば、綺麗になるために、毎食後のデザートを我慢したいと考えてる人の場合、

 

 

・「デザート我慢してるわたしエライ!」と思うと、モラル・ライセンシングにハマり、むしろ我慢してるご褒美として、食後のデザートを食べたくなる

 

・一方、「なぜわたしは食後のデザートを我慢してるんだろう?」と考えることで、食後のデザートは、綺麗になるための「脅威」と感じるようになる

 

 

って感じ。

 

 

まとめ

・「良いこと」をする(しようと思う)だけで、自分を甘やかしたくなる

 

・頑張って継続すると、自分を甘やかしたくなり、継続は難しくなる

 

・「なぜ継続しているのか?」「なぜ毎日○○をしているのか?」を考えることで、自分を甘やかしにくくなる➡目標達成に近づく

 

 

モラル・ライセンシング対策を打っても、やっぱりサボりたいときはサボりたいのが人情というもの。そんなあなたにはこちらの、「5分でやる気を出す方法」をどうぞ。あざとく宣伝。

 

参考文献

 スタンフォードの自分を変える教室